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他サイトリフォーム相談室に寄せられた相談内容:高気密住宅での暑さを軽減したい。

2015.07.20

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これは他サイトのリフォーム相談掲示板に寄せられた相談者様からの相談内です。
Q(相談者様からの質問内容)

FP住宅(高気密住宅)に14年ほど住んでいますが、宮崎県であるため非常に暑く、更に壁の全てに断熱材が使われているので暑くて暑くて仕方がありません。もちろん冬は暖かくて良いのですが、問題は夏です。東側の窓は常に遮光カーテンで光を遮断して室温の上昇を抑えたり、窓の外に木を植えて日除けにしたりと工夫はしています。

エアコンを24時間動かしていれば適温を保てますが、電気代を考えると少しでも稼働時間を短くしたいと思っています。
冬のあたたかさを保てなくても良いので、夏の暑さを少しでも和らげるようなリフォームは出来ないでしょうか?やはり断熱材を全て取っ払うしかないのでしょうか?家の壁全てが断熱材で覆われています。

主に家族が過ごすリビングだけでもどうにかできないものかと毎年頭を抱えています。
何か方法があればご教授くださいませ。よろしくお願いいたします。

A(私が回答咲いた内容)

○○○○ さま

今まで家の中や屋根や外壁の湿気対策を現場にて工事をしてきた経験上でお話します。

簡単に分かりやすく言いますと、夏の暑さで外壁の温度は80度~90度にもなり、外壁の素材はその熱量を吸収できず、そのまま壁の中にストレートに伝わっていきますので、壁の中や家の中に熱気を溜め込んでしまい、更に家の中に入った暑い湿気は外へ逃げられず、家の中に留まっているという悪循環ですから、外壁の単体構造を二重構造にして、その間に湿気が逃げる通気層を設け、外壁二重構造になった部分で外からの熱熱を吸収させた上で、壁の中にこもってしまった湿気を外へ逃がすしかありません。

家の内部で下手に断熱材や遮熱シートや漆喰、珪藻土等を使用しても、あくまで家の内部の工事ですので根本的な解決にはなりません。
神社仏閣が良い例です。外壁部分で外部からの熱を吸収し、壁の中は通気性が良いので内部に湿気を溜め込むという事はありません。

薄いコンクリートのモルタル壁や窯業系サイディングでは熱が吸収するどころか放熱し続けますので、その熱がストレートに壁の中に入ってきて住宅内に熱気がこもるという悪循環です。

外壁を二重構造にして熱を吸収させ、尚且つ、湿気を外へ逃がす仕組みを作る方法が根本的な解決策です。
この提案で施工すれば住宅内の温度は最低4度は温度が下がります。住宅によっては6度くらい下がった住宅もあります。
参考にして下さい。

ファイル 2-1.gif

(相談者様からの返礼・コメント)

ご回答いただきありがとうございます。なるほど〜!と、うなづいてしまいました。やはり室内からの工夫だけではダメなのですね。大規模に壁をリフォームする必要があるとのことでお金の面で心配ですが、それをすることで室温がそこまで下がるのなら、貯蓄をして壁のリフォームを目指したいと思います。
分かりやすく動画まで取り入れて頂き、大変助かりました。本当にありがとうございます。