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リフォームQ&A
アルミルーフを施工する上でのポイントは

アルミルーフの施工方法

@まず、既存の屋根がコロニアル(カラーベストスレート葺き等)屋根・または、瓦棒(トタン板でハゼ工法で施工してあるトタン屋根)等の場合は、既存の屋根をはがさないで、施工できます。
日本瓦などの場合は瓦をまずはずし、瓦おろしを先にします。

A次に既存屋根(コロニアル・瓦棒等)の軒先を綺麗にカットをして、綺麗に揃えていき、それが終わった後、既存屋根の上から、直接アルミルーフの屋根本体を施工することができますが、昭和アルミとしては、後々の事を考えて、 コンパネ(厚さは9ミリ〜15ミリ)で下地工事を施工していく事をお勧めしています。

Bコンパネ下地工事の施工後、その上にアスファルトフェルト【または、ルーフィングと言います。(フェルトにアスファルトをしみこませた防水材料)】をコンパネの上に 軒先の方【下側】から棟【上側】に向かって 、ルーフィング材を重ねるように施工していきます。

Cルーフィングを施工後、アルミルーフ本体を軒先側の方から、棟側に向かって、吊り子金具を使って、風雨によって、下側から上側の方向に吹き付けるように流れてきても、アルミ本体のつなぎ目から中に、雨水が入らないような、構造にして、施工をしていきます。

● 住宅によって、複雑な屋根になっている場合は、屋根と屋根のこう配によって、谷のようになっている箇所もあるのですが、そういう谷になっているところや1F屋根2F屋根の境目など、それぞれの専用アルミ板部材【本谷・捨谷等】を使用して、施工していきます。

D最後にケラバキャップ(妻側の先) 棟や下り棟のキャップを施工して、仕上げ工事をしていき、最後に既存の雨樋の調整工事または、雨樋交換する場合は雨樋工事を新設していきます。
以上が、アルミ工事の施工手順になります。

   
屋根材の種類は
粘土瓦
昔ながらの、粘土を使った焼きものの屋根材。耐久性に優れてるが他の屋根材に比べて屋根の重量が重い。
セメント瓦
セメントを主原料とした焼きものの屋根材です。セメント瓦は粘土瓦のように焼きねじれ、凍害といった心配がなく寸法精度が高いので、施工性の点では優れています。
◆注意 古くなると急速に劣化します。
スレート
スレートは本来、粘板岩でできた屋根用の薄い板(天然スレート)を指します。
天然のもの、人工のもの各種あります。代表的には、 石綿スレート、無石綿スレート、コンクリート系スレート、天然スレートなど。
◆注意 10年を経過すると急速に劣化する。
アスベストを使用したものがあり、劣化すると危険
トタン(亜鉛鋼板)
薄い鉄板に、亜鉛をメッキした金属性の屋根材です。材質的にも施工的にも低コストです。
◆注意 色あせ、サビが発生しやすい。
ガルバリウム鋼板
アルミと亜鉛をメッキし、フッ素樹脂塗装を施したガルバリウム鋼板を原板に使った屋根材。耐久性が比較的高く、軽くて丈夫。
◆注意 屋根が薄いので遮音、断熱性に劣る。
★金属瓦屋根(アルミルーフ)
最先端の屋根材。 粘土系瓦の約1/30、スレート系瓦の約1/6の軽さで、アルミ合金で腐食しない。
   
木材の性質とは
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