悪徳リフォーム業者や手抜き工事の被害にあわないために
リフォームQ&A
高齢者にやさしいリフォームのポイントは

  1.トイレの扉は引き戸か外開きにする。
  2.ドアのノブは扱いやすいレバー式ハンドルにする。
  3.階段は、可能なら広く緩やかで踊り場付きの曲り階段がよい。
  4.わずかな段差がつまずきやすい。段差を無くして平らに。
  5.浴槽の形は和洋折衷型のもので、半埋め込み式がよい。
  6.階段の照明は、踏み面を集中的に照らす足元灯を併用する。
  7.玄関や廊下、浴室、トイレ、階段に手すりをつける。
  8.車イスで廊下や出入り口を通るには、1m以上の幅が必要。
  9.床材選びは慎重に。滑りにくい材料がよい。

   
手すりを取付けるには壁の補強が必要 ?

 手すりにかかる荷重は、その人の体重の約3倍と言われ、壁を補強しないと手すりは取付けられません。また、手すりは、伝い歩きをするところでは横型。立ち上がる動作を支える所では縦型、L型は横の部分をつかんで体を安定させ、立ち上がる時は縦の部分で体を支える、という特徴に応じ、場所に応じた取り付けが必要です。

 また、下地不要のベース材とセットになった手すりも最近はでています。

   
介護保険で住宅改修費の支給対象になるのは
厚生労働大臣が定める居宅介護住宅改修費等の支給に係る住宅改修の工事種別は次のとおり

1 手すりの取り付け
  廊下、便所、浴室、玄関、玄関から道路までの通路等に転倒予防もしくは移動または移動動作に資することを目的として設置するもの

2 段差の解消
 居室、廊下、便所、浴室、玄関等の各室間の床の段差および玄関から道路までの通路等の段差を解消するための住宅改修をいい、具体的には、敷居を低くする工事、スロープを設置する工事、浴室の床のかさ上げ等が想定される。

3 滑りの防止および移動の円滑化等のための床または通路面の材料の変更
 居室においては畳敷きから板製床材やビニル系床材等への変更、浴室においては滑りにくい床材への変更等

4 引き戸等への扉の取替え
  開き戸を引き戸、折り戸、アコーディオンカーテン等に取り替える扉全体の取替えのほか、ドアノブの変更等も含まれる。

5 洋式便器等への便器の取替え

6 その他1〜5の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修
  手すり設置のための下地の補強、浴室の段差解消に伴う給排水設備工事など
 
   
住宅改修費の支給限度基準額は
居宅介護住宅改修費支給限度額、介護予防住宅改修費支給限度額ともに20万円まで。
改修に要した費用20万円までについて住宅改修費の支給申請をすることができ、そのうちの9割(18万円)が保険で支給され、自己負担は1割の2万円となる。また、20万円を超えた場合は、その部分は全額自己負担となる。

住宅改修の支給可能額算定の例外等については、最寄りの市区町村にお問合せください。
木材の性質とは
Copyright (c) 2006 All Japan Remodel Company Support Association. All Rights Reserved.