悪徳リフォーム業者や手抜き工事の被害にあわないために
リフォームQ&A
業者選びのコツは
●建設業登録、設計事務所登録の有無を調べてください。
  もしないときはブローカーや利益目当ての新規業者といっても間違いないでしょう。
●直近のリフォーム例を聞いてください。
  施工途中の現場が近くにあったら、時々のぞいてみることです。
もし、施工主さんがいらっしゃったら、経験談を聞くのも良い方法です。評判が正直な評点を出してくれます。
●候補が決まったら会社を突然訪問してみればその会社の姿勢が分かります。
  このとき第一印象を大切にしてください。お客だと分かってから手のひらを返したようになる業者には絶対依頼しないことです。

一番大切なのは、信頼関係です。
予算を示した上で、今必要なリフォーム工事は何で、そのためにはいくらかかるのか、仮に予算内でできなければ、出来ないと言う、あるいは、一番大切なことを施工し次につなげるなど、戦略的方針を明示するといったことを行う業者かどうか。
「良薬は口に苦い」ことを忘れないでください。

見積書のチェックポイントは
工事規模にもよりますが、一番大切なことは、
●見積数量が、数字として明確化しているか。
●見積製品の商品名が明記されているか。
●工事範囲が明確化されているか。
いずれにしても説明が充分され、数値がはっきりしていることが大切なことです。

●工事内容が明確化されているか
  部位毎、あるいは、工程内容毎に明確化されているか。
●各々の項目についてきちんと説明がされていることも重要です。

合い見積りはとった方が良い?
信頼できる業者さんがいらっしゃるのでしたら、とる必要にありませんよね、その方に相談すれば、最善の方法を見つけてくれるハズです。しかも、結果的に最も安いハズです。

問題は、信頼できる業者がいない場合。これはとらざるを得ない。ただし、単純に「安い方」という決め方はお勧めできません。
その業者さんが、その工事のどこに力点を置いて見積ったかによって、価格は変わるからです。じっくり見比べた上で、今何の工事が必要なのか聞いてください。

   
契約するときは
書面で契約を行う
たとえ小規模なリフォーム工事であっても、書面によって工事請負契約を結んでおくことが、双方の権利義務を確実にしておくために重要です。
同時に契約書に契約約款、見積書、仕様書等が添付されているか確認してください。

契約書にクーリングオフの記述を確認する。
契約書にクーリングオフに関する記述が入っているかどうかを確認してください。

工事内容の変更が必要となった時の扱いを事前に協議する
リフォーム工事を始めてからでないと工事内容を確定できない場合があります。
「工事内容変更合意書」を取り交わすことや追加の見積書をもらうことなど、工事内容の変更が必要となった時の扱いを工事が始まる前に事業者とよく話し合っておきましょう。

万一、不具合が生じたときの責任について確認しておく
契約時に、万一不具合が生じた場合の責任について、約款等にどのように規定されているか、確認しておきましょう。

打ち合わせの記録、工事状況の記録を残す
事業者と打ち合わせた内容は記録に残しましょう。工事内容の変更等についても書面で記録しておきましょう。
またリフォーム工事を行う前の状態がどうであったか、工事中や工事後の状態がどうであったかの記録を、写真で残しておくことが大きなトラブルを未然に防ぐ上で有効な場合があります。事業者に写真で記録するよう依頼したり、必要に応じて消費者側でも写真を撮っておくことをおすすめします。


木材の性質とは
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